日本文化において食事の前後に使われる「いただきます」と「ごちそうさまでした」と言うフレーズは、感謝を表すための重要なフレーズなんですけど、英語圏の国には文化的な違いがありますので英語であまり使われない表現ですね。
食事の前後に使われる表現が結構ありますけど、日本語とのニュアンスはちょっと違います。それでも、それらの表現はよく使われますから、今回のレッスンでは食事の前後に使われる表現とそれらの表現の意味、そして日本語との違いを説明します!
1. 「いただきます」の英語
「いただきます」は、食事を始める前に言う言葉で、直訳すると「いただく(受け取る)」という意味になりますね。英語に直訳すると receive となりますが、食事を始める前にこう言う表現を使いません。食べる前に次のような表現がよく使われます。
- Let’s eat!
食べましょう - Bon appétit!
美味しく食べて (フランス語由来) - It looks delicious!
美味しそう
これらの表現は「いただきます」とちょっと似てると思います。食べる前に使う表現ですからね。Let’s eat! は「食べましょうね」と言う意味です。Bon appétit! は「美味しく食べてね」などの意味で使われます。フランス語由来ですが、英語圏でもよく使われます。It looks delicious は「美味しいそう」と言う意味です。こう言うフレーズは、食べる前によく言われます。
それでも、ほとんどの英語圏の人は、食べる前に Thank you! と言いて、食べながら Wow! It’s so good とか It’s delicious と言います。英語圏の国にはクリスチャン教を信じてる人が多いですから、食べる前に祈ることもよくあります。
2. 「ごちそうさまでした」の英語
「ごちそうさまでした」は、食事が終わった後に言う言葉で、食事に対する感謝の気持ちを表しますね。「ごちそうさま」は「ごちそう」の「おもてなし」という意味を込めて、食事を提供してくれた人に対する感謝を示すものです。日本の文化と関係があるので、直訳するのは難しいですね。「ごちそうさまでした」に相当する英語は、感謝の気持ちを伝える表現です。なので、次のような表現がよく使われます。
- Thank you for the meal!
食事をありがとう! - That was delicious, thank you!
美味しかったです、ありがとう! - It was a wonderful meal, thank you!
素晴らしい食事でした、ありがとうございます! - Thanks for the food!
食事をありがとう!
Thank you for the food! とか Thank you for the meal は最も直訳的で、フォーマルにもカジュアルにも使える表現です。また、食事の内容が特に美味しかった場合、That was delicious, thank you! という言い回しもよく使われます。
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