今回のレッスンでは、スーパーで買い物する時に使う英語をお伝えします。
grocery の意味と使い方;店員が話しかける時
grocery は「食料品」と言う意味です。なので (to) go grocery shopping は「食料品を買いに行く」と言う意味でよく使われます。supermarket (スーパー) のことは grocery store (食料雑貨店) と呼ばれることも多いです。
supermarket とか grocery store に入ったら、店員が話しかけるかもしれませんね。英語圏の国には、なんか「friendly culture (フレンドリー文化)」がありますので、店員さんがお客さんに挨拶することがよくあります。アメリカの場合には Hi, how’s it going? と言う挨拶がよく聞こえます。How’s it going? は「元気?・調子はどう?」と言う意味なので少しカジュアルな表現ですけども、アメリカには「フレンドリー文化」がありますから、こう言う表現もビジネス生活でもよく使われます。答える時は It’s going good とか It’s going! のような表現が使われます。お店に入ったら、店員さんが次のように話しかけるかもしれません。
店員:Hi there, how’s it going?
こんにちは(調子はどうですか?)
客:Hi, it’s going good. And you?
こんにちは(調子はいいですよ。あなたは)
店員:It’s going pretty good. Let me know if I can help with anything.
かなりいいですよ。お手伝いできることがあればお知らせください。
客:Yes I will, thank you.
はい、そうします。ありがとうございます。
スーパーとかお店の商品を見ている時も、店員が話しかけるかもしれません。そんな時は、スーパーとか店のスタッフは Can I help you find something? や May I help you find something? と言うフレーズをよく使います。May I help you? は Can I help you? と同じように「どうかなさいましたか?」と言う意味ですね。その後に (to) find something は「何か見つける」という言葉を続けて「何かお探しのことをお手伝いしましょうか?」つまり「何かお探しですか?」と言う意味になります。
I’m just browsing と I’m just looking around とは「ただ見ているだけです」と言う意味です。Can I help you find something と聞かれたら、こう言うフレーズを使うことができます。(to) browse は「(商品などを)見る」と言う意味ですけど「ただみることだけ」などのニュアンスを持ちます。(to) browse through は「(本など)を拾い読みする」と言う意味で使われます。
では、会話の練習してみましょう。
店員:Can I help you find something?
何かお探しですか?
客:No, I’m just browsing.
いいえ、ただ見ていることだけです。
店員:Let me know if I can help you with anything.
お手伝いできることがあればお知らせください。
客:Alright, thank you.
はい、ありがとうございます。
でも、特定の商品を探している場合には色々な表現を使うことができます。
特定の商品を探している場合
特定の商品を探している場合には、次のような文章パターンを使うことができます。
- I’m looking for 〜
〜を探しています。 - I can’t find 〜
〜が見つかりません。 - Do you have 〜 ?
〜はありますか? - Do you carry 〜 ?
〜は扱っていますか? - Do you sell 〜 ?
〜は売っていますか?
上記のパターンは「お店にあるのか」と言うことを確認したい時によく使われます。でも、店にあることを分かっているんだけど、どこにあるのか分からないと言うことを伝えたいなら Do you know where I can find 〜 ? のようなパターンを使った方がいいかもしれません。似てる表現が多いなので、いくつかをお見せします。
- Do you know where I can find 〜 ?
〜をどこで見つけられるのか分かりますか? - Where can/do I find 〜 ?
〜をどこで見つかりますか? - Could you tell me where 〜 is ?
〜がどこにあるか教えてもらえますか?
スーパーの特定の売り場を探している時も上記のパターンがよく使われます。では、売り場のことについてちょっと教えてみます。
売り場にことについて
ほとんどの大型スーパーには、いくつかの売り場がありますよね。「売り場」のことは英語で department とよく呼ばれています。「百貨店」と「デパート」は英語で department store と言いますね。この department も「売り場」と言う意味です。なので department store は「売り場のある店」などの直訳ですね。section は「部分」と言う意味ですけども「売り場」の意味でもよく使われます。
特定の department を探している時には、店員さんに Where is the 〜 department? と聞いた方がいいです。特定の商品を探しているから、店員さんに Where can I find 〜 ? と聞いてみたら、店員さんは It’s in the 〜 department と答えると思います。詳しく答える時は It’s on aisle (1) of the 〜 department と答えるかもしれませんね。aisle は「通路」と言う意味です。では、いくつかの department をお見せします。
the grocery department 食料品売り場 | the bakery パン屋 | the clothing department 服売り場 |
the furniture department 家具売り場 | the office department 事務用品売場 | the electronics department 家電量販店売り場 |
the sports department スポーツ売り場 | the cosmetics department 化粧品売り場 | the pharmacy 薬局 |
では、特定の商品を探している時に使う表現をお見せします。会話の練習してみましょう。
Example 1
Excuse me, I’m looking for office supplies.
すみません、事務用品を探しています。
Okay, we have office supplies in our office department.
はい、事務用品売場にございます。
Example 2
Where is the shampoo?
シャンプーはどこにありますか?
Yes, you can find shampoo in the cosmetics department.
はい、シャンプーは化粧品売り場においてございます。
Example 3
Do you sell allergy medicine?
アレルギー薬を販売していますか?
Yes, you can buy that in our pharmacy.
はい、薬局で買えます。
特定の department を探している場合には、同じような文章パターンを使いますね。英語のネイティブは特に Where can I find the 〜 department? のような表現を使いますけど「どこにあるのか教えてもらえますか?」と聞いてみたい時に Can you tell me where the 〜 department is at? とか Can you show me where the 〜 department is at? などのフレーズを使います。動詞 tell は「教える」や「伝える」と言う意味で、動詞 show は「見せる」と言う意味です。では、会話の練習してみましょう。
Example 1
Excuse me, where is the office supplies department?
すみません、事務用品売場はどこですか?
The office department is over there.
はい、事務用品売場はそこにございます。
Example 2
Excuse me, do you have an electronics section?
すみません、家電量販店売り場はありませんか?
Yes we do! The electronics section is at the back of the store.
あります!家電量販店売り場はお店の一番奥にございます。
Example 3
Can you show me where the cosmetics department is?
化粧品売り場の場所を教えてくれますか?
Sure, the personal care section is that way.
はい、化粧品売り場はあそこにございます。
価格について
商品の価格について聞いてみる時には How much is this? とか How much is 〜 ? などのフレーズを使うことができます。それでも、英語のネイティヴは何かについて丁寧に尋ねる時に Can you tell me (疑問詞 + 名詞)? のようによく尋ねます。なので Can you tell me how much this is? とか Can you tell me how much this costs? のように尋ねた方がいいだと思います。 「これいくらかかるか教えてもらえますか?」などの意味です。
it や this の代わりに名詞を使うことも OK です。では、会話の練習してみましょう。
Example 1
Can you tell me how much this is?
これはいくらですか?
Sure! It’s $25.99.
はい!25ドル99セントです。
Example 2
How much do these shoes cost?
この靴はいくらですか?
They cost $29.95.
29ドルと95セントかかります。
Example 3
How much is that game?
そのゲームはいくらですか?
It’s about $60 dollars.
約60ドルくらいです。
セール中の商品
(to be) on-sale とは、特定の商品が「セール中である」ことです。店内商品の全てがセール中ではなく、一部の商品が割引されている時に使われます。「〜%オフ(割引)」とは和製英語でしょう?英語も同じです!〜 percent off と言います。
Example 1
Is this on-sale?
これはセール中ですか
Yeah, it’s 50 percent off today!
はい、今日は50%オフでございます
Example 2
How much is this?
いくらですか?
It’s on-sale! It’s 20 percent off.
セール中ですね。20%オフでございます
次は、いくつかのスーパーでよく使われる英単語をお見せします。
coupon クーポン (商品券) | discount 割引 | bargain 格安物 |
clothes 衣服 | electronics 家電量販 | groceries 食料品 |
section 売り場 | in stock 在庫がある | out of stock 在庫がない |
では、いくつかの例文をお見せします。
- Could I get a discount if I pay in cash?
現金で払うと安くなりますか? - This jacket is a bargain!
このジャケットはすごく安いですね - I’d like to buy some new clothes.
新しい服を買いたいと思います。 - This store only sells groceries.
この店は食料品だけ販売します。 - Excuse me, do you have this game in-stock?
すみません、このゲームの在庫はありますか? - Unfortunately, it’s out of stock right now.
残念ながら売り切れてしまいました。
レジでお会計をする
レジで支払う時に使える英語フレーズも教えてみたいと思います。レジは register の和製英語ですよ!レジは cash register と言います。レジを探す時、店員に Where is the cash register? (レジはどこですか?) と聞いてみます。
自分の番が来たら shopping cart (ショッピングカート) または shopping basket (買い物カゴ) に入っている商品を自分で取り出し、コンベヤーベルトの上に並べます。
英語圏の国には、店員さんがお客さんに挨拶することが多いでしょう?レジで働いている店員さんも Hello, how’s it going? のような挨拶をするかもしれません。その時は It’s going good, thank you と答えてもいいです。では、いくつかのレジでよく聞かれる質問をお教えします。
1.) Do you have a membership/rewards/store card?
こう言う質問がよく聞かれると思います。reward card とは、ポイントカードのことです。 membership card とか store card と呼ばれることもありますが、membership と store card は「ディスカウントカード」のようなものだと思いますね。カードを使うと、対象商品をディスカウント価格で購入できます。store credit card (お店専用クレジットカード) のようなものがあります。そんなカードを利用する都度、割引されるシステムです。
2.) Would you like to sign up for (one)?
お店で利用できるカードを持っていなければ、作るかどうかを聞かれるかもしれません。Would you like to sign up for (one) ? とは「お申し込みされますか?」と言う意味です。one の代わりに it とか rewards card などが使われる場合もあります。必要なければ No thanks, I’m alright と答えます。
3.) How would you like to pay?
「お支払い方法はいかがなさいますか?」と言う意味です。答える時は By (支払い方法) とか I would like to pay by (支払い方法) と言うフレーズを使います。「何かで支払えるのか?」と聞いてみたい時は Can I pay by (支払い方法) や Do you accept (支払い方法) などの表現を使うことができます。accept は「受ける」と言う意味ですが「〜で支払えるのか」などの意味で使われます。
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