今回は命令文の使い方をお伝えします。命令文とは、相手に「~しなさい」と命令するだけではなく、「~するな」「~してください」「~しましょう」などの禁止や指示、依頼、提案などをする際に用いられる文法のパターンです。「~しなさい」という命令文は,You (主語) を省略して「動詞の原形」が文の初めに来ます。
- You close the door. > Close the door.
あなたはドアを閉めます > ドアを閉めなさい - You be careful. > Be careful.
あなたは気を付けます > 気をつけて - You come here. > Come here.
あなたはここに来ます > ここに来なさい
主語を省略して,動詞の原形が文の初めに来ますね。では、いくつかの例文を見せします。
- Be kind!
親切にしなさい - Help me.
助けてくれ - Go to school!
学校に行け! - Stand up.
立って - Tell me the answer.
答えを教えて。 - Be careful going home.
お帰る時に気を付けて
では、否定形を教えします。否定形の命令文は Don’t + (動詞の原形) となり「 ~してはいけません」「~しないで」という意味になります。後ろには目的語、前置詞 + 場所/時間 などが来ます。
- Don’t worry!
心配しないで - Don’t overdo it.
無理しないで。 - Don’t be sad.
悲しまないで - Don’t be in a hurry.
焦らないで - Don’t go there.
あそこに行かないで - Don’t talk here.
ここで話してはいけません。
Never を使いて Never + (動詞の原形) で「決して~してはいけません」と、より強い否定の命令文にすることができます。使い方をお見せします。
- Never do that again.
二度とそんなことはしないで - Never give up.
決してあきらめるな - Never say that again.
二度とそんなこと言わないで - Never mind.
気にしないで
命令文と “Please“
では、丁寧な命令文の作り方をお伝えします。命令形の文において please を文頭に置くことで「~しなさい」から「~してください」という意味になります。例文をお見せします。文末に来る場合もありますが、文頭に来ることが一番多いです。
- Please tell me the answer.
答えを教えてください。 - Please show me.
見せてください. - Please don’t worry.
心配しないでください - Please help me.
助けてください。 - Please don’t talk on the train.
電車で話しないでください。 - Please don’t overdo it.
無理しないでください。 - Please be careful going home.
お帰る時に気を付けてください
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