「郵便局」は英語で post office と言います。今回のレッスンでは、手紙や小包を送る時に使える英語表現をお伝えします。まずは、いくつかの英単語をお見せします。
英語表現 | 意味 |
---|---|
letter | 手紙 |
envelope | 封筒 |
package | 荷物、包み |
parcel | 包み (イギリス式) |
postcard | はがき |
stamp | 切手 |
express (mail) | 速達(便) |
air mail | 航空便 |
international mail | 国際便 |
package は「荷物、荷造りしたもの、輸送物」といった語感をもつ言葉で、大きくても小さくても良いのですが、配送されるための厚みのある荷物を指します。package は アメリカから来た表現ですが、イギリス英語でもよく使われます。
- A package has arrived.
あなた宛に荷物が届いています。 - I’d like to send this package to Japan.
この荷物を日本に送りたいのですが。
parcel は「包み、小包、小荷物」という語感をもっている語で、よりフォ一マルなニュアンスを持っています。郵便局や荷物配送会社が配達する、手紙や小さな荷物を指します。 parcel はイギリス英語でよく使われますが、アメリカ英語であまり使われません。アメリカでは、parcel ではなくて、 package (荷物) や small package (小荷物) の方が使われると思います。
それでも、アメリカ人は parcel の意味を分かるし、イギリス人は package の意味を分かります。どちらでも使えばOKです。
- A parcel has arrived for you.
あなた宛に小包が届いています。 - I’d like to send this parcel to Japan.
この小包を日本に送りたいのですが。
(to) send は「送る」と言う意味の動詞です。ですから「(A)を(B)に送りたい」は I want to send (A) to (B) や I would like to send (A) to (B) というパターンになります。
Example
I’d like to send this package to Japan.
この荷物を日本に送りたいのですが
What is the content of this package?
中身はなんですか?
A few clothes and shoes, and letters.
服数枚と靴、手紙です。
mail と ship は send の代わりに「送付する」「発送する」という意味で使われる場合も多いんです。send は「書類や手紙などの小型の荷物」を送る時によく使われて、メールで何かを送る時にも使われます。
この三つの単語の使い方をお見せします。
- I would like to send a letter to this address.
私はこちらのアドレスに手紙を送りたいと思います。 - Did you send a postcard to your friend in Osaka?
大阪の友達にはがきを送った? - Please send me an email then.
そしたらメールを私に送ってください。
mail は「郵送する」のニュアンスです。手紙やカード、小包など郵送で送る小さいものに使用されます。
- I would like to mail this package to New York.
この小包をニューヨークに郵送したいのですが。 - Do you want me to mail it to you?
郵送しようか? - I mailed that parcel yesterday.
昨日はその小包を郵送しました。
ship は「ある程度大きさのあるもの」を発送するニュアンスです。そのためダンボールに詰めた贈り物や家具などを送る時に使われます。
- Your order has been shipped.
ご注文の商品は発送されました。 - We will ship your order next Monday.
ご注文品は来週月曜日に発送いたします。 - Have you shipped our order? We haven’t received it yet.
製品は発送したでしょうか。まだこちらに到着していないのですが。
具体的に送る手段を表す時 (Method of Sending)
具体的に送る手段を表す時は、次のようなパターンを使うことができます。
- I would like to send (A) by (手段).
(A)を(…)で送りたいと思います。 - I would like to send (A) to (B) by (手段)
(B)に(…)で(A)を送りたいと思います。 - Please send (A) by (手段).
(A)を(…)でお願いします。
例えば「速達で送る」は (to) send by express mail になります。 by (手段) では、具体的に送る手段を表すことができます。
- I would like to send this parcel by air mail.
この小包を航空便で送りたいのですが。 - I would like to ship this package to Japan by international mail.
この荷物は日本に国際便で送りたいと思います - Please send this letter by express mail.
この手紙を速達でお願いします
送料や配達日数について確認したい場合には次のようなフレーズを使うことができます。
- How much will it cost to send it?
送料はいくらかかりますか? - How many days will it take?
何日かかりますか? - How long will it take for it to arrive by express mail?
速達で送る場合には、どのくらいで着きますか? - What’s the cheapest way to send it?
一番安く送る方法は何ですか?