パターン:Let と Let’s の違い (Let’s … ; Let’s not … ; Let … ; Let me …) [中級]


let にはいろいろな使い方がいます。皆さんは Let’s を覚えてるでしょう?Let’s は「~しましょう」などの意味で使われますが、Let という動詞は「~させる」とか「~させてあげる」を持ちます。今回が 動詞 let のいろいろな使い方をお伝えします。

Let’s vs Let us

皆さんが知っているかもしれませんが、Let’sLet us短縮形です。短縮形でありますが、使い方意味は少し違います直訳すると、Let us は「私たちにすることを許可する」という意味になります。Let us相手への強い要求を表すために使われます。Let’s は「一緒にしましょう」という提案とか誘いの言葉になります。違いをお見せします。

Example 1
Let’s go to the party!
パーティーに行こう
Let us go to the party!
パーティーに行かせて

Example 2
Let’s see the movie!
映画を見よう
Let us see the movie!
映画を見せて

Example 3
Let’s do it.
それをやりましょう
Let us do it.
それを私たちにやらせてください

そんな違いです。

Let’s と Let’s not

Let’sLet’s + (動詞の原形) というパータンで「〜しよう」「〜しましょう」「〜してはどうでしょう」という意味になり、他の人に対する勧誘の意味になります。提案とか誘いの言葉になります。

  • Let’s go!
    行きましょう!
  • Let’s eat pizza tonight.
    今晩はピザを食べよう。
  • Let’s try.
    やってみよう。
  • Let’s get together before class.
    授業の前にみんなで集まりましょう。
  • Let’s celebrate.
    お祝いしましょう
  • Let’s go home.
    お帰ろう。
  • Let’s meet again.
    また会おうね
  • Let’s play basketball this weekend.
    今週末は一緒にバスケットボールをしよう。

不定形では、Let’s (動詞の原形) が Let’s not (動詞の原形) になり「~しないようにしよう」「~しないでおこう」などの意味になります。

  • Let’s not go.
    行くのはやめよう
  • Let’s not talk about work here.
    ここでは仕事の話はやめよう。
  • Let’s not waste time.
    時間をムダにしないようにしよう
  • Let’s not do it now.
    今はやめておこう
  • Let’s not worry about it.
    心配しないようにしよう
  • Let’s not dwell on past mistakes.
    過去の過ちにこだわらないようにしよう
let (させる)

翻訳するのが少し難しいんですが、let は「~させる」「~させてあげる」「~することを許可する」という意味を持つ動詞です。許可を表すニュアンスが強いです。この意味は「主語 + let + + 動詞の原形」というパターンで使われます。

  • My mother let my brother play video games all night.
    僕のお母さんは弟が一晩中ビデオゲームをするのを許可した。
  • My parents let me go to the party with my friends.
    両親は私が友達と一緒にパーティーに行くのを許してくれた。
  • I will let you know in advance.
    私はあなたに前もって知らせる。
  • I let my sister use my new computer.
    僕は妹に新しいコンピューターを使わせてやった

let の前に will, won’t, don’t などの助動詞を付けて表現してもOKです。

  • We won’t let it happen again.
    私たちはそれを二度と起こさせない
  • Won’t you let me help with that?
    私はそれを手伝わせてくれませんか?
  • I will let you know when I get home.
    私が帰宅したら君に教えるよ。
  • She didn’t let that chance slip away.
    彼女はそのチャンスを逃さなかった。
命令形:Let … ; Don’t let … ; Please let …

let命令形で使われる場合も多いです。命令形として、let から文が始まる場合、相手に許可を求める表現自分の希望を伝える表現、申し出などの使い方をすることができます。ですから、Let me … は日常でよく使われます。

  • Let me introduce myself.
    自己紹介をさせてください。
  • Let me know.
    知らせてください
  • Let me think about it.
    ちょっと考えさせてください。

let の前に please を付けて表現してもOKですが、そうすれば自分がお願っているニュアンスが強くになります。

  • Please let me explain.
    説明させてください。
  • Please let me help you.
    手伝わせてください。
  • Please let me know the answer.
    答えを教えてください。

let の前に don’t を付けると否定形になります。Please don’t let … も使うことができます。Don’t let … は日常でよく使われて「~させないでください」という意味です。

  • Don’t let him touch it.
    彼にそれを触らせるないで
  • Don’t let this chance slip by.
    この好機を逃すな。
  • Please don’t let me down.
    私をがっかりさせないでください。
  • Don’t let this discourage you.
    これで落胆させないでください。
  • Don’t let that worry you.
    そんなことで心配させないでください
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