だんだん、少しずつ何かが変化する様子を説明したい時、一つの方法が 動詞 get の進行形を使う言い方です。(to) be getting (形容詞) というパターンは「だんだん~してきた」「だんだん~になる」などの意味で使われます。
be 動詞 + getting
(to) be getting + 形容詞 で「だんだん〜になっている」「〜になってきた」「〜してきた」という意味を表します。例えば「疲れている」という言葉を例に見ると、過去のことなら I was tired (私は疲れていた)、現在のことなら I’m tired (私は疲れている) となりますね。でも、何か理由なので「だんだん疲れてきた」と今の変化を表したい場合には、be getting を使って表し、I’m getting tired (私はだんだん疲れてきた) と表現します。be getting (形容詞) は進行中の変化、少しずつ何かが変化する様子を表すために用いられます。
- I am getting hungry.
だんだん空いてきた。 - It’s getting hot!
暑くなっていますね。 - It’s getting cold.
寒くなっています。 - My father is getting old.
私の父は年をとってきた。 - We are getting fat.
だんだん太ってきた。
このパターンは変化している感情を表現するためによく使われて、この場合は sad とか happy などの感情を表す形容詞を使うことができます。
- I’m getting sad.
悲しくなってきています。 - She’s getting nervous.
彼女は緊張してきている。 - There is no use getting angry at him.
彼に腹を立ててもしかたない。 - I’m getting happy hearing that.
それを聞いてだんだん嬉しくなってきています。 - I felt so happy to know you are getting better.
あなたが回復していると聞いて、とても嬉しくなりました。
be 動詞 + getting + (比較級)
2つ以上のものを比べる時には、形容詞の「比較級」を使うでしょう?
- big > bigger
より暑い - small > smaller
より小さい - interesting > more interesting
もっと面白い - important > more important
もっと大切
上記と同じように、形容詞の形を変えて使います。比較級の使い方とルールまで分からないなら、他のレッスンで教えします。比較級は be getting と一緒に使われる場合が多いんです。be 動詞 + getting + 形容詞の比較級 で「(以前より)〜になってきている」という意味を表します。以前との比較を強調する場合はこのパターンを使います。
- It’s getting more difficult to live in Tokyo.
東京に住むのは以前より難しくなっています。 - I’m getting more interested in English.
英語に興味がわいてきました。 - She is getting more famous.
彼女はますます有名になっている - The weather is getting worse.
天気は悪くなっている
強調するために (比較級) and (比較級) というパターンも使うことができます。比較級の形がない形容詞は more and more (形容詞) の形で表現されます。
- The weather is getting worse and worse.
天気はますます悪くなっている。 - She is getting more and more famous.
彼女はますます有名になっている。 - TOEIC is getting more and more difficult every year, isn’t it?
年々TOEIC難しくなってない? - In spring, the weather is getting warmer and warmer each day.
春には、気候が日に日にあたたかくなる - As time goes by, he is getting more and more popular as a writer.
時がたつにつれて、彼は作家としてますます人気が出てきている